ロームヘルドという社名の由来は?

社名由来は「ロームヘルド氏がオーナーだった時代がある」からです。

中世

ロームヘルドの前身、Friedrichshütte(フリードリヒ鉄工所という意味)*の創業は1707年(宝永4年、将軍徳川綱吉時代)、創業者はCount Friedrich Ernst of Solms-Laubach(ソルムス-ラウバッハ伯爵、フリードリヒ・エルンスト)です。現在も創業地、Laubach(ラウバッハ)に本社があります。国際空港、欧州中央銀行がある金融都市として有名なFrankfurt am Main(フランクフルト)から車で約1時間くらいのところにあります。

近代

Römheld(ロームヘルド)*という社名は1870年(明治3年)にFriedrichshütte(フリードリヒスヒュッテ)の経営がJulius Römheld(ユリウス・ロームヘルド)に譲渡されたことから社名変更になりました。以降、金属加工品、クランプ部品に業種を変えながら現在に至っています。

現在

現在、オーナーはRömheld家ではなく、Erhardt 家(エアハルト)、非上場企業です。現在も、Friedrichshütteでは当時の場所で鋳物を生産しています。

*öはドイツ語、英語ではoeと書き換えられます。発音はオ、エの間となります。üも同様にueと書き換えられ、発音はウ、エの間となります。

Friedrichshütte

Römheld